Q)歌ネットで、歌詞がよく見られている宏美さんの曲は、「聖母たちのララバイ」「ロマンス」「思秋期」「シンデレラ・ハネムーン」「すみれ色の涙」「想い出の樹の下で」「万華鏡」「センチメンタル」「二重唱」「あざやかな場面」などですが、宏美さん自身が、とくに歌詞が気に入っている曲を教えてください…
最近では、大江千里さんが書いてくださった「始まりの詩、あなたへ」、今回のアルバムにも入っている最新シングルの「いのちの理由」。それに、「シアワセノカケラ」や「聖母たちのララバイ」ですね。

Q)「聖母たちのララバイ」の歌詞を最初に読まれた時には、どのように感じましたか…
当時、まだ23歳だったので、「戦士とか戦場とかって言われても…」って、あんまりピンとこなかったんですね。だいたい、その頃、私が知っていた歌で、「戦士」とか「戦場」とかが歌詞に出てくる歌って、ジローズの「戦争を知らない子供たち」くらいだったので、「自分の歌で、戦士とか戦場って言葉が出てくるんだ…」って、そっちの方が驚きました。「火曜サスペンス劇場の主題歌だからなのかなぁ〜」くらいにしか思っていなかったんですね。でも今は、「聖母たちのララバイ」は、コンサートの最後の曲にしているんですけど、この時代だから、余計に心に沁みるっていうか、大袈裟にいえば、「この歌、日本を支えてるな」くらいの気持ちで歌わせていただいています。そういう、今にも通じる大きなテーマの歌詞を、当時、山川啓介さんが書いてくださったことに感謝しています。

Q)岩崎宏美さんと言えば、初期のヒットの曲の多くが阿久悠さんの作品です…
当時、『スタ誕』の審査員で、中村泰士さん、都倉俊一さん、三木たかしさん、私の恩師でもある松田トシ先生とかいらっしゃって、阿久先生は、その中でも、そんなに歳が離れていなかったと思うんですけど、あんまり笑わない方だったので、最初は、怖い印象しかなかったですね。でも、時々、「くすっ」って笑ったりとかしてたのが印象的でしたね。その後は、お父さんみたいな感じで、先生の家に遊びに行ったりもしていました。淳子ちゃんと、伊藤咲子ちゃんと3人で、先生のお家に泊まりに行ったりしたこともあったんですけど、その時、3人で熱海の市営プールに泳ぎに行ったりもしていましたよ。今思えば信じられないですけど。

Q)阿久悠さんには、とても可愛がってもらえていたのですね…
作詞家の先生は、みんなレコーディングに立ち会ってくださるものだと勘違いするくらい、阿久先生は本当によく私のレコーディングに立ち会ってくださいました。いらしてもあんまり喋らないですけどね(笑)。それで、1回目の結婚の時、ドイツに行くってことになったので、その前にみんなが食事会をしてくれたんです。岩谷時子さんだったり、松田トシ先生だったり、『スタ誕』のプロデューサーのイケブンさんだったり(池田文雄)、ビクターのディレクターの飯田久彦さんたちとご飯を食べたんですけど、その時、阿久先生だけ、「なんかあったら、すぐに帰ってらっしゃい。我慢することない!」って、お父さんみたいに言ってくれたんですよ(笑)。

Q)阿久悠さんの歌詞で、とくに「これはスゴイ!」と思われた歌詞を教えてください…
3か月に1回、阿久先生から来る歌詞は、「先生、私のこと知ってるんじゃないかしら…」って思うほど、本当にドキドキするような歌詞ばっかりでしたね。なので、そういう歌詞はいっぱいあります。デビュー曲「二重唱」にもありますし、「ロマンス」にも「思秋期」にもありますし…。「思秋期」は、2番に「卒業式の前の日に…」って歌詞があって、もう、本当に歌詞を読むだけで、ボロボロ涙が出ちゃったりしてました。

Q)阿久悠さんは、本当に想像力が豊な方です…
先生がお亡くなりになる3か月くらい前のことなんですけど、NHKラジオの「岩崎宏美特集」にお出になることを聞いていたので、ヒミツで会いに行ったんです。そのころ、先生は、もうあまり声が出なかったんで、急遽、私も番組に出たんです。その時、「先生って、そんな顔して、結構、経験豊富なんじゃないか…って、当時、淳子ちゃんとか百恵ちゃんとか咲子ちゃんとかみんなで言ってたんですけど…、本当ですか〜?」って聞いたら、「そうじゃなくて、僕は学生の時に人のラブレターの代筆をしてたんだよ」って教えてくださいました。

Q)ラブレターの代筆ですか…?
そう。名前だけ聞いて、顔も勿論知らないし、プロフィールも聞かないで、自分の想像力だけで、その人の代わりにラブレターを書いてたらしいんです。それを、同時に沢山やってたらしいんです。それが、後に、ああいう歌の世界につながったんだろうなって、その時に思いました。とにかく、阿久先生は、すごい想像力が豊かな方なんですね。

Q)阿久悠さん、さだまさしさん以外で、「この人の歌詞はすごい!」と思う作詞家はいますか?
中島みゆきさん!

Q)中島みゆきさんは、宏美さんの30周年記念曲、2005年発売「ただ・愛のためにだけ」を書き下ろされていますし、カバーでも、「Dear Friends」シリーズで「糸」を歌われています…
いやぁ、中島みゆきはすごいですよ。だって、「途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか…」(「わかれうた」)って…、そういうこと、やったことがなかったので、そういうことが出来る女になりたい…って一時期、ちょっと思ってましたね(笑)。そういうことをしてる人は一回見たことあるけど…、新宿で…(笑)。

Q)ほかにも誰かいますか?
渡辺真知子さん!

Q)渡辺真知子さんの曲も、「Dear Friends」シリーズでは、「ブルー」をカバーされています…
真知子ちゃんは、会うとさっぱりしてますけど、「ブルー」とか彼女の歌を歌うと、「うわぁ〜この人、女だなぁ〜」って思いますね。私は、歌詞とかは、ほとんど書いたことがないので、自分の中にあるものが何なのかもわからないんですけど、すごいドロドロとした女性の部分も持っているんだなぁって、真知子ちゃんの歌を歌うと思いますね。

Q)でも、ご自身でも、何曲か歌詞を書かれています…
ほんとに数曲ですよ。「笑顔をみせて」って曲と、あと、ずいぶん昔にアルバムで1回書いたことがあるだけです。そのアルバムは、「どこを切っても、宏美ちゃん!」っていうキャッチコピーの、イラストとか歌詞カードの手書きとか全部自分がやるアルバムの企画だったんですけど、その時、私の作文に、プロの作曲家の方が曲を付けてくださったんです。

Q)1982年発売の「Love Letter」ですね…、アルバム1枚全11曲、作詞をされています…
いえいえ、作文なんです…(笑)。曲を付けてくれた浜田金吾さんに、「あの〜、宏美さん…、この詞のサビはどこですか?」って聞かれて、「えっ!詞の中でもサビとか作るんだ…」って驚いたくらいですから。それで、「じゃあ…サビは…ここで…」みたいな(笑)。そのくらいわかってなかったですよ。

Q)1996年発売のシングル「BELIEVIN'」のカップリングだった「笑顔をみせて」を作詞されていますが、「人間は皆 弱さをかくし 生きているけれど 誰も皆 強さだけで 生きていかれない…」というフレーズが印象的ないい歌詞です。この曲は、もともと、宏美さん作詞で曲を作りましょうという企画だったのですか?
違います。まず、塩谷哲のメロディがあったんです。曲先でメロディが出来上がってて「詞は誰にお願いしましょうか…」っていう時に、そのメロディを聴いていたら、自然と言葉が出てきたんで、「私が歌詞を書いてもいいですか?」って言って、書かせてもらいました。

Q)メロディで言葉が浮かんだのですか?
ちょうど私は離婚をして子供と離れていた頃で、ものすごく落ち込んでいた時期で…、本当に外に出られないくらい、病院に通うくらい落ち込んでいたんです。その時に、子供たちに向けて書いた詞なんです。「今は離れているけど 笑顔を見せてね…」っていう思いですね。

Q)これからも作詞はされますか?
う〜ん…、メロディを聴かないと、言葉って出てこないんですよ。だから、詞先はありえないし、それに、曲を聴いて「この曲なら言葉が出てくる…」って曲ならいいんですけど、そうじゃないと書けないですし。ピアニストの辻井信行くんのアルバムを聴いて、そのメロディで何曲か書いてみたことはありますけど。メロディがはっきりしていて「歌もの」っぽくて、言葉が出てくるメロディだったんでしょうね…。

 


Q)物心がついた頃に聴いていた音楽、覚えている印象的な歌を教えてください…
中山千夏さんの「あなたの心に」ですね。小学校5年生くらいの頃に流行ってるんですけど、本当に人を好きになった時に、その人のことを思うと、空とか海の色とかも違って見えるんだろうな…って、その歌から想像していましたね。本当に可愛いことを歌っていた歌だったんだなあって思いますね。あとは…、じゅんとネネの「お熱い方がステキ!」。今思うと…なんだか…って感じですけど、でも強烈でしたね。だって、「♪テラスでコーヒー 飲むときも キスしてキスして おいしいね…」って(笑)。でも好きなんですよ。それで、一度、妹(岩崎良美)に、「Dear Friends シリーズで一緒に歌わない?」って言ったら、「そんなの恥ずかしくて歌えない…」ってすぐに却下されましたけど(笑)。

Q)ほかにもありますか…
ちあきなおみさんの「四つのお願い」。「一つ やさしく愛して 二つ わがまま言わせて…」って、子供ながらに「四つのお願い〜?」みたいな(笑)。私は三人姉妹の次女で、父はすごい怖かったので、父のひざの上に座った記憶もないですし、人に甘えることをあまり知らないで育って、高校2年生でデビューしちゃったんです。それで、こういう女っぽい世界って、恥ずかしくてあんまり人に言ったこともないんですよ。歌の中だと、恥ずかしくなくなりきれるので、イントロが鳴れば、その歌の世界に入れるんですけど、普段は、ホント、こんな性格なので、なかなかそういうことって言えないんですよ。だから、ちょっと自分とかけ離れた歌とか歌うと面白いのかなって思いますね。

Q)お父さんは、そんなに怖かったのですか?
ホント怖かったですよ。妹が父のひざの上に座ってると「食べられちゃうんじゃないか…」って心配したくらい…(笑)。

Q)最近も、仕事とは関係なく、ご自宅とかで音楽を聞かれることはありますか?
ありますよ。さだまさしの最近出た一番新しいアルバム「もう来る頃」とか聴いてます。あの中に入っている「あなたへ」と「糸遊(かげろう)」という歌は、岩崎宏美のために出来上がった歌なんですよ。

Q)ホントですか!
私ね、ずーっと前から「書いてよ」ってお願いしていたんです。でも、まさしがなかなか書けなくって、「じゃあ、とにかく、私が歌っている間に書いてくれればいい」って言ってたんです。いろんなことやって忙しいのは知ってるから、期日とか決めちゃうと可愛そうだしね。そういうことも、全部、さだまさしのアルバムのブックレットに書いてあるんだけど、「彼女は絶対に催促しない…、それは、僕がどれだけ沢山の仕事を抱えているかを知っているから…」ってね。

Q)ところで、さだまさしさんは、年上で先輩ですが、宏美さんは、ずっと「まさしが…」とか「さだまさしが…」って言われてますけど、昔からですか?
そうです。「生き神様と言いながら、なぜ俺を呼び捨てなんだよぉ〜」って言われてますけど…(笑)。むこうも「宏美!」って言いますしね…、あっ、それは当り前か(笑)。


Q)それは、逆に、親愛の情というか、ある種の愛情表現なんですね…
そうです! 大好きだからです!!

Q)話を戻して…、ほかにも最近、よく聴いている音楽を教えてください…
えーっと、最近では、テレビ番組の「MUSIC FAIR」でご一緒した、さかいゆうさん。素晴らしいですよ。彼の新曲聴いて、ひっくり返って、アルバムも2枚買いました。今、ヘビーローテーションで聴いているのは、斎藤誠さんの「POP ROCK SHOP」。彼はいいセンスしてるなぁ…。

Q)ほかに、最近、注目している歌手とか音楽家を教えてください…
秦基博くんとか、押尾コータローさん、古川昌義さん。前からずっと聴いてる人はいますけどね、スガくん(スガシカオ)とか、大貫妙子さんとか、矢野顕子さんとか…。

Q)歌手の中で、宏美さんが「この人にはかなわない」と思う人は誰でしょう…
そんな方だらけですよ〜。あげたらきりがないくらい。

Q)ところで、オフィシャルホームページで、コンサートリポートを細かく書かれていますが、そもそも、インターネットはよく使われているのですか?
はい、ものすごく…。買い物だったり、何かを調べる時とか…、私はマックユーザーです。

Q)最近、楽しい時間、リラックスできる時間は、どういう時ですか?
え〜っと〜、家で部屋をかたずけている時が一番落ち着くんですよ。外の風を入れながらね。

Q)最近、困ったこととか悩み事とかはありますか?
もう、そんなことばっかり…(笑)。

Q)えっ、そうなんですか? たとえば…
まあ、年頃ですからねぇ〜、更年期障害って言うんですか〜(笑)。でも、なんかちょっと調子が悪いと「更年期ですね」で片づけられちゃうから、なんかイライラしちゃって(笑)

Q)声を維持するために、とくにやっていらっしゃることはありますか?
耳を休めることですね。ちょっと疲れている時には、テレビを見る時も、極力小さい音にするようにしています。それから、くたびれたら喋らない。あと、週に1回は耳鼻科に行ってます。

Q)目が疲れるのと同じように、耳も疲れているんですよね…
そうなんです、耳は疲れます。去年、突発性難聴を発症して、そのあとメニエール病にもなっているので、とくに気を付けています。一時期、ノイズが聞こえてて、もう気が狂いそうだった。一番ひどかった時は、歌ってる時に、片方の耳からは、ちゃんと自分の歌声が聞こえていたんですけど、もう片方の耳から聞こえてたのは、音が割れたようなノイズみたいな音しか聞こえていなくて大変でした。聴力検査で、「聞こえてない…」ってこともあったりして、その時は、カーッっと顔が熱くなって、私、耳が壊れちゃって歌えなくなるんじゃないか…ってすごく不安になりました。

Q)それは歌手としては、心配ですね…
今は落ち着いてますから大丈夫なんですけどね。でも、長く歌って行くには、もうちょっと大事にした方がいいかなって思って、近くで音を聞くのはやめて、それで、イヤモニもやめたんです。あと、耳の血流が悪くなるといけないらしいので、頭をマッサージしたりするのもいいし、たとえば、飛行機に乗る前には、耳をやわらかくしておくのがいいらしいですよ。血の流れが悪くなって、うっ血している状態になると、耳がかたくなっちゃうんですよ。それまでは、「耳をやわらかくする」なんて、考えたこともなかったのですが、切実です。

Q)一昨年は、プラハでも歌われたりしていますが、今後、どんな活動をしてゆきたいと思っていますか…?
今と同じ活動が続けられればいいと思っています。

Q)音楽以外では、何かやってみたいことはありますか?
いい自転車を買ったのにあんまり乗ってないので、もっと乗りたいことかな…(笑)。それまでのママチャリじゃなくて、いい自転車だから、どっか置いたらとられちゃうんじゃないかって不安もあって、なかなか乗れないんです…。駐輪場を増やしてほしいですね(笑)。

Q)今の日本の音楽に思うことはありますか?
街に流れる音楽は少なくなってるけど、みんな、今、イヤフォンをして個別に音楽を聴いてるじゃないですか。あれは、いいけども、バスとか電車とかに乗った時に、ちょっと閉鎖的な感じもしますね。音楽を聴く時は聴くでいいんだけども、もうちょっと周りのものを見ながら音楽を楽しむ方がいいと思います。

(2012年7月、取材・文:西山 寧)


  【 出演情報 】

7月22日(日) BSフジ「Beautiful Song」 21:00〜21:55
7月22日(日) NHK BS プレミアム「BS日本のうた」 19:30~20:59 ※
7月25日(水) NHK BS プレミアム「BS日本のうた」 再放送 17:00〜18:29 ※
7月28日(土) NHK BS プレミアム「BS日本のうた」 再放送 12:00〜13:29 ※

  ※「いのちの理由」「シンデレラ・ハネムーン」歌唱予定!放送曲目はコチラ!
  【 岩崎宏美コンサート2012 with strings 〜笑顔をみせて〜 】

07月21日(土) 群馬・館林市文化会館 (開演:17時)
08月04日(土) 大阪・吹田市文化会館メインシアター (開演:17時30分)
09月01日(土) 埼玉・和光市民文化センター(サンアゼリア)(開演:18時)
09月09日(日) 福島・いわき芸術文化交流館アリオス (開演:17時)
09月23日(日) 東京・パルテノン多摩 (開演:17時30分)
10月06日(土) 東京・東京国際フォーラム ホールC (開演:16時30分)
10月08日(月) 大阪・NHK大阪ホール(開演:17時30分)
11月24日(土) 千葉・松戸・森のホール21( 開演:17時30分)

  最新情報、詳しくはコチラ!
アルバムCD「Dear Friends VI さだまさしトリビュート」  

2012年5月23日発売
テイチク・インペリアルレコード
TECI-1328
\3,000- (税込)

1. 奇跡
  〜大きな愛のように〜
2. Birthday
3. 道化師のソネット
4. いのちの理由
5. 案山子
6. 夢
7. 人生の贈り物
  〜他に望むものはない〜
8. 秋桜
9. 虹〜Singer〜
10. 予約席
11. ひまわり
12. 片恋
 

ライブDVD「Dear Friends Special with Strings 岩崎宏美コンサート 虹〜Singer〜」  

2012年6月20日発売
テイチク・インペリアルレコード
TEBI-60215〜6
6,000- (税込)

1. 思秋期
2. 早春の港
3. 青春の影
4. 五番街のマリーへ
5. 黄昏のビギン
6. 駅
7. 明日
8. 糸
9. いのちの理由
10. 始まりの詩、あなたへ
11. ロマンス
12. 万華鏡
13. 夢
14. 秋桜
15. 愛燦燦
16. 月見草
17. 手紙
18. シアワセノカケラ
19. 聖母たちのララバイ
20. 虹〜Singer〜(アンコール)
 

本 名  : 岩崎 宏美 (いわさき ひろみ)
生年月日 : 1958年(昭和33年)11月12日生まれ
出身地  : 東京都

1974年、中学3年生の時に「スター誕生」に出演し、小坂明子の「あなた」を歌い最優秀賞を獲得。翌1975年に「二重唱(デュエット)」でデビュー。同年、セカンドシングルの「ロマンス」が大ヒットし、第17回日本レコード大賞新人賞をはじめ、数々の新人賞を受賞する。

1977年には初めてのスローバラード「思秋期」で第19回日本レコード大賞・歌唱賞を、1978年には「シンデレラハネムーン」で第20回日本レコード大賞・金賞を、1979年には「万華鏡」で第21回日本レコード大賞・金賞を、そして1981年には「すみれ色の涙」で第23回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞をそれぞれ受賞。さらに、翌1982年5月に、「火曜サスペンス劇場」の主題歌として発売した「聖母たちのララバイ」が大ヒットとなり、数々の賞を受賞、実力派歌手としての地位を不動のものとする。

その後、ミュージカル「ハムレット」「屋根の上のバイオリン弾き」「レ・ミゼラブル」などにも出演。また、2007年にはプラハでチェコフィルハーモニー管弦楽団とドヴォルザークホールでセルフカバーアルバム「PRAHA」をレコーディング。翌2008年にはチェコ共和国の初代親善大使に任命されるなど、幅広い活動を続けている。

今年、2012年4月には、新曲「いのちの理由」、そして5月にはアルバム「Dear Friends Ⅵ さだまさしトリビュート」を発売。これまでに、シングル63枚、オリジナルアルバム27枚、ライブアルバム13枚、カバーアルバム11枚をリリースしている。

岩崎宏美 オフィシャルサイト
岩崎宏美の歌詞

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