「キミの毎日の、すぐそばに。」

 デビュー曲「さよなら大好きだったよ」が、デビュー前の新人として歌ネット初の快挙となる5日連続1位を記録し、現在ブレイク中の恋愛臆病系ユニット"ケラケラ"が、待望の1stアルバム「ケラケライフ」をリリース!

 ヒットシングル「さよなら大好きだったよ」「スターラブレイション」「友達のフリ」をはじめ、笑って泣いて恋をする日常に寄り添い、そっと背中を押してくれる全13曲!世代や性別を超えて広く愛される一枚!

 歌ネットでは、そんな話題の作品をお届けします!

友達のフリ
作詞:ふるっぺ・森さん  作曲:ふるっぺ 今目の前で 笑っている君のことを
ボクだけのものにしたいけど
本当は誰より愛している 君に対して
好きと言えずに 友達のフリをしてる
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INTERVIEW
「唇がしびれるくらい緊張する…」

ついに、1stアルバム「ケラケライフ」がリリースされますね。

MEME:「ケラケライフ」は、"皆さんの生活の一部になれたら"と思って、「ライフ」と付けました。友達といて楽しい時や逆に失恋して元気ない時など、一日の色んな場面で聴いてもらえるアルバムになったと思います。

ふるっぺ:切ない曲でもMEMEが歌うことによって、応援ソングに聞こえたりするので、元気をもらえるアルバムになっていると思います。

デビュー曲「さよなら大好きだったよ」は、デビュー前の新人として歌ネット初の快挙となるデイリー5日連続1位に輝きました。

MEME:ありがとうございます。私自身、曲を聴いた時、学生時代の卒業時期を思い出して、泣きそうになりました。デビューライブの時に、ファンの子が"この曲を聴いて告白しました"って報告してくれたので、そうやって背中を押せたことが嬉しかったです。

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"恋愛臆病系ユニット"と言われることに対しては、どう思っているのですか?

ふるっぺ:自分自身は、"女々しい"とか、"草食系"とかは思ってなくて、自然に曲を書いているので、自分が女々しいということには、あとで気付きました(笑)。

デビュー前から口コミで広がった名曲「友達のフリ」も"恋愛臆病系"を代表する曲ですが、ふるっぺさんの実体験がもとになっているのですよね?

ふるっぺ:はい。ケラケラを結成する前に書いた曲なので、どちらかというと男目線ではあるんですけど、MEMEが歌うことによって、女の人にも共感してもらえやすいようになったと思います。聴いた人から、"私のことを歌っているのかと思った"って言っていただけたことが一番嬉しかったです。

恋愛に臆病な男子、いわゆる草食系が増えている理由は、どうしてだと思いますか?

ふるっぺ:やっぱり、自信がないのとフラれるのが怖いからじゃないですかね。フラれるんなら、今の友達のままのほうがいいかなって思ってしまう。実際、そういうところから「友達のフリ」は生まれましたし。

森さん:僕も恋愛に関しても似たような感じで、自分から踏み出せないというか、傷つきたくないし、恥ずかしさもあります。想いを伝えるまで時間が掛かっちゃって、唇がしびれるくらい緊張するんですよ(笑)。男の人って"もしかして、僕のこと好きなのかな"って勘違いしやすいじゃないですか。だから、そのレベルよりかなり高いぐらい"あっ。これは大丈夫だな"ってまでいかないと、言えないですね。

女性の思わせぶりな態度も要因のひとつかもしれませんね(笑)。

MEME:女子はそんなに意識してはないと思いますよ。逆に、男の人だって思わせぶりな態度を取っていて、ダメだった時もあるので、ある意味、今の話は共感できます(笑)。でも、男の人から来てくれたら、キュンとくると思います(笑)。

「大阪の人だからってみんなが面白いわけじゃない…」

フジテレビ系木曜劇場「ラスト・シンデレラ」主題歌となった「スターラブレイション」は、様々なチャートで1位を獲得し、大ヒットしましたね。

MEME:恋をすると、何でも頑張ろうと思えてしまう。この曲は、仕事や学校などで頑張っている女性の背中を押すような曲だと思ったし、自分自身も歌っていてパワーをもらえる曲ですね。

ふるっぺ:この曲は、幅広い層の方から反響をいただきました。学祭ライブには年配の方も足を運んでくれて、グッズを買ってくださったり、"感動しました"って言ってもらったり…。この曲とドラマのおかげだと思っています。

アルバムには、バラエティ溢れた曲が多く収録されていますが、オススメしたい曲を教えてください。

ふるっぺ:僕は、「たこ焼きソング~大阪で生まれたからって~」です。僕と森さんが大阪出身で東京出身のMEMEに、"大阪の人ってもっと面白いイメージがあった"って言われて、それに対する反逆ソングを書きました。"大阪の人だからってみんなが面白いわけじゃない"っていうことをぜひ全国の人に伝えたいと思います(笑)。

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MEME:私は、「笑ったもん勝ち」です。この曲は、ケラケラを結成する前に私が書いていた曲で、ずっと歌手になりたくて、でもなかなか上手くいかなくて、下を向いていた時期があったんです。でも、やっぱり笑って前を向いて挑戦し続けないと叶わないし、前を向いていこうっていう自分への応援ソングでもあるんです。

森さん:僕は、「君となら」です。シングルでは片想いの曲が多いんですけど、今回はじめて結婚をテーマに作りました。僕自身結婚したことはないんですけど、でも昔、結婚したいなって思えるぐらいの女性と出逢って、その時の実体験を交えて作っていったので、温かくて幸せな曲になっています。

「君となら」の"君に出会って気づけたんだよ 二人で食べるご飯がおいしいこと"とのフレーズがいいですね。

森さん:実は、僕は食に対して楽しみを見出していないところがあるんです。でも、恋人とご飯に行った時、すごく美味しいと感じた素直な気持ちを書いたので、そう言っていただけると嬉しいですね。

アルバムは、どんな人に聴いてもらいたいですか?

ふるっぺ:やっぱり頑張っている人ですね。朝の通勤中や通学時に聴いてもらって、少しでも気分が楽になってもらえたらと思います。

MEME:「スターラブレイション」などを聴いて、ちょっとだけでもケラケラを知っている人にぜひアルバムを聴いていただきたいです。"こういうケラケラもあるんだ"っていうのがいっぱい詰まっているので。

森さん:小学生からご老人の方まで幅広く聴いてもらいたいですね。僕自身も高校生の通学の時に音楽を聴いて元気になったりしたので、皆さんにとってそんなアルバムになったらと思います。

「聴いている人を笑顔にすること…」

普段、曲作りはどのようにされているのですか?

ふるっぺ:僕がまずワンコーラスを作ります。アレンジもだいたいしたものをメンバーに聴いてもらって、MEMEの歌を入れて、それで良かったら、フルコーラスを作る流れです。

皆さんそれぞれ詞を書かれますが、詞を書く上で大切にしていることを教えてください。

ふるっぺ:最近意識しているのは、"MEMEが歌って本当にリアリティがあるか"です。MEMEっぽくないワードは使わないようにしています。あとは、情景が浮かぶような歌詞を書くように意識しています。

MEME:私は、自分で歌いながら出てきたものをそのまま伝えて、音と言葉だけでどう届くかを考えて書きますね。

森さん:僕は、実体験で書く曲もあれば、想像で書く曲もあるんですけど、どっちにしても自分が経験したことがあるようなリアルな歌詞を意識しています。歌詞は、曲の色を作っている重要な部分だと思っています。

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皆さんは、どういう音楽を聴いてきたんですか?

ふるっぺ:僕は、はじめはJ-POPから入って、思春期にGOING STEADYを好きになって、そのあと、またJ-POPに戻ってきた感じです。歌詞は槇原敬之さんが好きで、情景が浮かぶ歌詞や自分が主人公になれる感じとか、すごくリアルなワードを入れるのが上手いなと思いますね。

MEME:私は、幼い時はSPEEDやEvery Little Thing、浜崎あゆみさんなどを聴いていました。高校生の時に椎名林檎さんにハマって、あとはGO!GO!7188なども聴いていました。歌詞ではDREAMS COME TRUEの「何度でも」で言葉の力を感じ、感動したことを覚えています。

森さん:僕はふるっぺと同じで、最初にGOING STEADYから入って、歌詞は槇原敬之さんに影響を受けています。

"ケラケラ"としてこだわっていることは何ですか?

ふるっぺ:覚えやすいメロディーと歌詞です。1回2回聴いただけで歌えるようには意識しています。あとは、ユニット名どおり、聴いている人を笑顔にすることですね。

ユニットとしての目標や夢があれば教えてください。

MEME:ファンにとって親友みたいな存在でありたいと思っています。デビュー日に味の素スタジアムで50人限定ライブをさせていただいたので、いつか5万人でライブをやりたいなと思っています。

それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。

ふるっぺ:より僕たちの音楽を深く伝えたいので、ぜひライブを見に来てもらえたら嬉しいです。

森さん:僕らの歌詞は、日常にありふれているようなことを書いていて、皆さんも同じような経験をしたことがあると思うので、一度読むだけでもいいのでぜひ触れてほしいです。

MEME:失恋したり上手くいかない時、親友に話しかけるように聴いてもらいたいと思いますし、楽しい時はカラオケでワッーと盛り上がるように聴いてもらいたいなと思います。まずは、気軽な気持ちで聴いてもらえたら嬉しいです。