今年もまた、卒業の季節がやってきますね。“卒業”といえば、関係あるのは学生だけだと思いがちですが、冒頭でご紹介したセリフのように、大人になっても私たちは、人生の節目でなんらかの“卒業”を感じる機会が多い気がしませんか。今回の特集では、卒業生にはもちろん、新たな出発を切る方や何度目かの「青春さよなら!」を迎える方にも贈りたい、人気の卒業ソングに注目してみました!是非、新生活への助走期間に、お気に入りの1曲を聴いてみてください♪

 歌ネットでは2014年に一度、ユーザーの方からのアンケート投票をもとに『卒業ソングランキングTOP30』を発表しました。ちなみに当時、1位はレミオロメン「3月9日」、2位はいきものがかり「YELL」、3位は合唱曲「旅立ちの日に」という結果に。この3曲はまさに卒業式でよく歌われている楽曲ですよね!今回は、新たにリリースされた楽曲も対象に加え、“歌詞アクセス数の多い順”に、2016年度版の最新『卒業ソングランキングTOP30』を制作いたしました。まずはその【王道ベスト】がコチラ!
順位
曲名
アーティスト
歌詞閲覧数
発売日
1
遥か GReeeeN
1,388,401
2009/5/27
2
EXILE
1,150,122
2007/2/14
3
Best Friend Kiroro
1,044,640
2001/6/6
4
3月9日 レミオロメン
978,516
2004/3/9
5
栄光の架橋 ゆず
970,565
2004/7/22
6
ありがとう FUNKY MONKEY BABYS
933,541
2013/2/27
7
さくら ケツメイシ
880,968
2005/2/16
8
YELL いきものがかり
880,422
2009/9/23
9
さくら(独唱) 森山直太朗
830,407
2003/3/5
10
手紙 〜拝啓 十五の君へ〜 アンジェラ・アキ
780,067
2008/9/17
11
コブクロ
720,838
2007/3/21
12
世界に一つだけの花 SMAP
630,216
2002/7/24
13
桜坂 福山雅治
581,065
2001/4/25
14
コブクロ
554,161
2005/11/2
15
ひまわりの約束 秦基博
551,609
2014/8/6
16
桜color GReeeeN
550,154
2013/2/27
17
FUNKY MONKEY BABYS
535,783
2009/2/18
18
サクラ咲ケ
528,085
2005/3/23
19
旅立ちの唄 Mr.Children
470,299
2007/10/31
20
旅立ち GReeeeN
421,532
2008/3/5
21
卒業写真 松任谷由実
400,974
2000/4/26
22
SAKURA いきものがかり
400,140
2006/3/15
23
旅立ちの日に… 川嶋あい
393,566
2006/2/1
24
友 〜旅立ちの時〜 ゆず
380,460
2013/9/18
25
翼をください 赤い鳥
364,828
1971/2/5
26
SAKURAドロップス 宇多田ヒカル
349,233
2002/5/9
27
旅立ち FUNKY MONKEY BABYS
339,678
2008/3/26
28
卒業 尾崎豊
315,968
1991/5/15
29
贈る言葉 海援隊
299,966
1993/11/1
30
旅立ちの日に 合唱曲
291,790
1991年
※アクセス数はカバー曲も含む集計です 背景がブルーの楽曲は2016年度新規追加曲
 1位はGReeeeN「遥か」、2位はEXILE「道」、3位はKiroro「Best Friend」と、2014年のランキングとはまた少し違った結果になりました!3曲ともミリオンリリックに認定されている歴代人気曲。ランクインしている楽曲には、<さよならの寂しさ>を抱きながらも<不安と期待の混じった未来>へ歩き出すパワーをくれるような“THE・卒業ソング”もあれば、親友への感謝を歌ったもの、恋人同士の別れを歌った桜ラブソング、諦めずに前へ進めと励ます応援ソングなども多いですね!また、比較的最近の楽曲である15位の秦基博「ひまわりの約束」にも注目。2015年のカラオケ年間ランキングで首位に輝いたこの曲は“みんなが歌える曲”として、卒業式や結婚式など様々な場面で歌われているようです!

 一方で、NEVERまとめサイトでは『最近の卒業ソングセレクトがおかしい』という内容の記事を発見…!そこで、“王道ランキング”の対象にはならなかったものの、新世代の“卒業ソング”として人気の楽曲も調べてみました。

参考資料1:『最近の卒業ソングセレクトがおかしい』
参考資料2:『スマステ 卒業ソングの新定番&超定番ベスト9』
RPG」/SEKAI NO OWARI
千本桜」/WhiteFlame feat.初音ミク
Best Friend」/西野カナ
C.h.a.o.s.m.y.t.h.」/ONE OK ROCK
」/flumpool
果てない空」/嵐
サクラミチ」/東方神起
桜の花びらたち」/AKB48
これらの楽曲は、単純に“卒業”の時期に聴きたくなる曲としての人気もありますが、実際の卒業式で歌ったり、入退場の曲として 使ったりしているところもあるんだとか!ひと昔前は、「仰げば尊し」「贈る言葉」「旅立ちの日に」「翼をください」などの超定番曲を、卒業式で歌う曲として先生が選ぶ、というのが通常の形でした。しかし最近は、学年ごと、またはクラスごとに卒業式で使用する曲を学級会などで生徒達自身が選ぶ、という方法も少なくないそうなんです。そのため、10代から人気の高い楽曲が、新たな卒業ソングの“新定番”として次々と認定されていくのかもしれませんね!
SHIROSE(メインボーカル)、GASHIMA(RAP)、NIKKI(ボーカル)、関西生まれの3人によるユニット“WHITE JAM”が2016年2月24日に4th single「咲かないで」をリリース!1月の歌ネットインタビューにも登場していただきました。『今まで、自分が卒業式で歌える曲がなかった』と語るSHIROSE。そんな彼が自身の日記をもとに書いた「咲かないで」の歌詞には、旅立ちの日を目の前にした卒業生のリアルな淋しさや切なさ、キレイゴトではない“本音”が描かれています。

 この「咲かないで」が今、中高生を中心にみるみる人気上昇中!歌詞注目度の第2位も記録しました。その理由は、まず音楽アプリ「nana」にて行っていた“「咲かないで」を1万人が歌う”という企画。口コミにより楽曲の魅力が拡散され、目標の1万人を達成。その後も、渋谷の女子高生が選ぶ2016年1月度kurucoreランキングで1位にも選出されるほどの支持を得ております。さらに、ミュージックビデオは、各メディアが大注目している“黒板アート”とのコラボレーション作品!このように、SNSやアプリ、10代のトレンドを先ドリしたプロモーションにより、新星アーティストの新曲も、若者が卒業式で歌いたくなる楽曲の候補になり得るのです!