砂に消えてく夏

持田真樹

砂に消えてく夏

作詞:田村陽子
作曲:渡辺格
編曲:BOX
発売日:1995/10/21
この曲の表示回数:8,856回

砂に消えてく夏
冷たいだけの海 ひとすじの足あと
フォトグラフたどれば 忘れた夏の日
ひるがおの花束 驚いた私に
何も知らない花 君だよと 言った

時は過ぎ 風のスピードで
花の 色もあせるけど

忘れたくないの サンダルを脱ぎすてて
燃える浜辺 走り抜けた ふたり
忘れてしまうの 夏の日に見た夢は
砂に描けばすべてホラ 消えて行くから

貝殻を集めて 人魚がつないだと
くびかざり渡して あなたは笑った

ひまわりの丘に草は伸び
あの日のブルーはないけど

長い階段で 夏をあなたにあげた
海のさわめきさえ遠く ふたり
長い階段で 振り向いてさよならを
どんな シャボン玉もいつか
消えて行くから

時は過ぎ 風のスピードで
花の 色もあせるけど

忘れたくないの お昼寝に見た夢の
蒼いつぼみが開く頃 でもね
時は溶けて行く 波の音たどっても
砂に描けばすべてホラ
消えて行くから
砂に描けば
消えて行くから

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