少年時代

竹本孝之

少年時代

作詞:飛鷹龍児
作曲:飛鷹龍児
発売日:2008/01/23
この曲の表示回数:4,480回

少年時代
都会という名の 駅のホームで
ひざをかかえてうずくまっていた
バックの中の あふれ出しそうな
夢だけが 友達だった
ポケットの小銭をにぎりしめて
明日も分からず ここまで来たけど
行くあても無いままに 夜汽車に飛び乗る
泣きじゃくるあの子を 残してきた
あの街を 遠くはなれて

背中を押されて石につまづいて
傷ついた心をなぐさめる
見なれたネオンが あざ笑う中を
最終で部屋にもどってゆく
何一つかなわぬ夢をかかえ
何かに追われてここまで来たけど
変わらない めくるめく季節にふり向く
あれは俺 初めて涙流す
あの街を 遠くはなれて

毎朝六時に目覚しの音で
目をこすり家を出て行く俺さ
かけ足で朝もや 歩道をぬけて
仕事へと出かけて行くよ
通り過ぎる車は横目で
口笛鳴らして かけぬけてゆくよ
人ごみに流されて 自分が見えない
明日 俺 二度目の誕生日さ
あの街を 遠くはなれて

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