八月のスタジアム

冨永裕輔

八月のスタジアム

作詞:冨永裕輔
作曲:冨永裕輔
発売日:2012/08/08
この曲の表示回数:8,084回

八月のスタジアム
セミの声が響いた 八月のスタジアム
マウンドに立ったのは 青い瞳の投手

赤いユニフォームを着た 彼のふるさとの名が
読み上げられた時に みな拍手を送った

その人のふるさとが 美しいこの街を
焼き尽くしたことを 誰も忘れたわけじゃない

消し去れぬ悲しみを 憎しみ続けるより
赦し合う方がいい そんな声が聞こえた

六十五年も前 このスタジアムからは
たくさんのセミたちが あの海へ飛び立った

生きてホームへ還る それを競うスポーツ
本当に逝ってしまえば ベンチにも帰れない

僕たちのふるさとが 遠いあの夏の日に
立ち尽くしたことを 誰も忘れたわけじゃない

夕暮れにしな垂れて それでも歩き出した
そんな人が造った未来を いま生きてる

誰だってふるさとや 家族を守りたくて
そのためにもう二度と 誰も逝ってしまわぬように

セミの声が響いた 八月のスタジアム
マウンドで投げるのは 青い瞳の投手

“Hiroshima”と刻まれた ユニフォームをゆらして
三振を取った時 みな拍手を送った

もうすぐ夏が終わる…
今年も夏が終わる…

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