three

待ち合わせは いつもの駅
先に着いて 微笑む君が見える
今まで通り 会えなくなるね
君は変わらないよね

どこにいてもケータイあるし
二度と会えないわけじゃないでしょ
別に悲しくはないけど

言いたくない セリフばかり わがままが 頭過る
「元気でいて」 そんな決まり文句も 違う

いつだって 君の未来 光るように 願ってたはず
同じ場所に 何時までもいられない わかっていた

乾杯しよう この旅立ちに
先の事は ひとまず全部忘れて
代わりなんていない やっぱり君は 大切な人だから

柄にもなく黙り込まないで
抑えてた気持ち 暴れ出す
なんで 君は いつも 勝手なの

暗い空に 突然咲いた 赤い花火
風に乗って 届いた音は 3秒遅れ
2人は近い 遠いけど

空に似た 君の瞳(め)が 映し出す 未来の色
その輝きに 囚われた私は ずっと

「またいつか」手を振って 歩き出す 心の中
悔しいくらい 眩しい君の涙で 滲んでいく
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