追憶のドア

全ての事に背伸びをしたくて
髪を染めてたあの夏の日
不安定な想像 選んだ色彩
描いてた夢の欠片探す

あれから何度の四季が
流れたなんていつか言うのかな

夏風 未来地図 語り合った夏の夕
線路の陽炎 熱帯びたアスファルト
少年の質問に今の僕はいくつ答えられるだろう
少年の後ろ姿に今の僕を重ねてもいいかな

放物線放つ虹の先に
シアンに輝く場所を信じていた
無邪気なエゴイズム 記憶を辿る
ドアに手をかけ さあ出かけよう

不透明なベクトル歩んで 時間に追われ記憶を誤摩化していた
仰ごう スペクタクルな社会を背にして
進もう 未来へ

夏風 未来地図 語り合った夏の夕
線路の陽炎 熱帯びたアスファルト
少年の質問に今の僕はいくつ答えられるだろう
少年の後ろ姿に今の僕を重ねてもいいかな

何年経っても思い出してしまう
少し疲れたらそっと休めばいい
×