ハルフワリ

君と二人で歩いていた やわらかな午後
まだ少しだけ冷たい風 街に吹いてる

大きく背伸びして
思わずあくびした僕を見て

君が笑う それだけで
春が来たよ この街にも
花びらが風に舞う
フワリ フワリ
どこまでも飛んで行こう
春風に乗って 僕ら自由きままに

君と繋いだ手の温もり 木漏れ日みたいだ
どうでもいいような口笛がほら 今歌になった

近道探すより
たまには回り道 焦らずに

君に届け この想い
言葉だけじゃ頼りないから
また強く手を握る
頬を赤く染めたのは
春のせいとごまかしながら もう一度

君が笑う それだけで
春が来たよこの僕にも
心の雪が溶ける
フワリ フワリ
どこまでも飛んで行こう
春風に乗って
僕ら自由きままに

聞こえる春の歌が
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