おんなの仁義

人は誰でも うたかたの
夢をみながら 散りゆく運命(さだめ)
度胸あるなら 抱いてみな
紅い炎が 燃えてるうちに
男まさりの この啖呵
受けてみるかい おんなの仁義

二度と逢えない 行きずりの
一夜妻でも 真心(こころ)は同じ
濡れた黒髪 夕顔の
紅い炎が 揺れてるうちに
男まさりの この啖呵
受けてみるかい おんなの仁義

受けた情けに 流されて
泣いた分だけ やつれていった
嘘で包んだ やわ肌の
紅い炎が 消えないうちに
男まさりの この啖呵
受けてみるかい おんなの仁義
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