星に降る雪

教会の鐘に立ち止まる影が
枯葉の舗道で空見上げた…
手のひらに溶ける白い風花さ
幸せな夢は壊れやすくて

君の心だけ
永遠に僕のものにしておくれよ
結ばれなくても

生命が消えても
君と暮らすだろう
想い出が積る遠い星座で

孤独(さびし)さの馬車がレンガ路(みち)を行く
悲しい鈴の音胸に残し…
君がただそこにいるだけで僕の
人生になったあの愛の日々

君と手をつなぎ歩いた街角
長く辛い冬に
閉ざされたまま

クリスマス・キャロル
響く街の灯に
コートの襟立て涙隠した

君の心だけ
永遠に僕のものにしておくれよ
結ばれなくても

生命が消えても
君と暮らすだろう
粉雪が星を埋めつくすまで
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