幼少

どうなっているんだ 記憶が交差する
追いかけていた 赤トンボ追いかけて
オレンジが透けて ベージュの向こう側
すすきの穂を撫でる 
過去まで追いかけ此処に立つ

雲のふるまいが絡んできて
西に太陽が移った頃
脳裏に刻んだ その時から
プラスティックの 夢は続く

1つの黄昏 3つの間違え
覚えた悲しさ 侘しさ 寂しさを覚えた

戸惑っているんだ 想いが空廻る
悔しい事に風に 吹かれて飛んで行く
先の事なんて 考えずに走り出す
転んで血を流す そんな事 どうでもいい事さ

僕は背いた そこで既に
何かの始まりを告げていた
僕は怒りを感じた頃
同時に諦めも覚えたさ

1つの黄昏 3つの間違え
覚えた悲しさ 侘しさ 寂しさを覚えた

君を見ていると思い出す
疑う事など無かった日々
引き裂かれる想いと連れて
全てが景色に変わって行く
×