雨の散歩道

朝に目覚め 雨の音聞いていた
君の香り すくい集めて
静かすぎる 一人の部屋 ぬれて光る道も寂しく

どんな曲も 雨の詩に聴こえる
ため息を おいて 扉に向かい
緑色に ふと気付いて 立ち止まった あの日々の思い出

こどうで溢れた 初めて出逢った日
静かな夜に メロディーを奏でたの
私の明日をてらしてく 雨の歩道

こんにちは ありがとう 言葉も少しふえて
笑ったり 悩んで 日々が過ぎてく
君が名前よんでくれて 感じていた ぬくもりの面影

初めての約束 ふたつ傘ならべ
じれったい距離に 戸惑って うつむいた
二人つなぐのは いつも雨の詩でした

左の手で ある日すっと 差し出してくれた
二人の距離ちぢまって
君の肩に、髪がふれた
あぁ 未来へつながっていたい

立て掛けられてる 緑色の傘
いつも近くにいて やさしさをくれるから

今日は私が 右手で差し出すよ
そして君の名前 心こめて よぶから

雨を聞きながら 明日への夢みよう
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