Snow

通りの向こうには 雨色のまなざし
記憶のない想い出

車の音はなぜか 鼓動の早さで
息をすれば走り出す

あなたは知らないだけ
私の気持ち
初めて会った日の景色
交わした言葉の中

触れれば不安だけが 消えていった

打ち明け話には 銀色の粉雪
かけがえのない瞬間

甘えて傷つけた 痛みの印は
夜になれば浮き出る

あなたを知ることから
私が見える
初めて味わった悲しみ
取り戻せない今のこと

想いは想うだけの 秘密の手紙

止まらない時があるべきものを教えてくれる
あなたはその扉を開けてくれた人

あなたは知らないだけ
私の気持ち
初めて会った日の景色
交わした言葉の中

触れれば不安だけが 消えていった
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