浪花川

男のこころは 一夜(いちや)で変わる
女は一途に 愛を追う
水の都を さまよい往(ゆ)けば
夢のかけらか 七色ネオン
涙ながした 浪花川

一度はいのちと 思ったひとを
おんなは一生 憎めない
夜の向こうに 面影追えば
浮いて沈んだ この世の運命(さだめ)
今日も見ている 浪花川

別れたあなたに ふたたび逢える
信じて待つのよ 戎橋(はし)の上
にごり水でも 生きてる限り
きっと掴める 倖せひとつ
明日(あす)へ流れる 浪花川
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