ふたりにさせて

もう最低の気分だわ あなたが
彼女かばうみたいに並んでるレストラン
あの子スキなく化粧をしちゃって
きれいに爪まで磨いてる
もし先にごめん一言言ったら
そう負けになるとあの子だって知ってる
コーヒーカップを上げたり下げたり
愛されてるって自信だわ
はじけ飛ぶ火花にうろたえて
あなたの指先が震えてる
ふたりにさせて
あなた散歩してて
いちども見たことがない
わたしにねぇ変るかも
チョットね あとに引けない

彼わたしなしじゃダメなの 最後の
そうあの子のトボけた台詞に燃えたわ
だれがだれより年上なのとか
年下なのとか関係ない
過ぎたことだからと避けてると
我慢してるだけの女になる
ふたりにさせて
だれがあなたのこと
手に入れるとかしないとか
ごめん そんなことじゃない
チョットね 聞いてられない

少しだけ
ふたりにさせて
あなた散歩してて
いちども見たことはない
わたしにそう 変るかも
チョットね カチンと来てるの
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