Re-tune

降り出した雨音から逃げるように
透明な午後の風に身を潜めてた

もう色褪せた過去と騒がしい毎日とその間で
独りぼっちじゃ生きられないとキミは泣くんだ

手を伸ばせば届きそうな未来
夢中で追いかけるボクたちは
時に笑い、時に見失い それでも歩いてきたんだ
もう離さない…
ありふれた言葉じゃ伝えきれないから
抱きしめる強さよりキミを想った

幾つかの別れと出会い くりかえし
重なったキミとボクの遙かなる路

そう、たくさんの愛や優しさに包まれて生きてること
キミと出会って気付けたんだ
だから…「ありがとう。」

瞳を閉ざして描いてみるんだよ
互いに響き合う毎日を
時に縋り、時に傷つけあい それでも歩いてきたんだ
もう泣かないで…
ありふれた言葉がいま意味を超えてく
ふたりだけの世界を奏でてゆこう

繰り返す季節の隣に
散らばったきらめきのカケラを
育てるように、確かめるように生きてゆこう
雨はもうあがる…

手を伸ばせば届きそうな未来
夢中で追いかけるボクたちは
時に笑い、時に助け合い ふたりで歩いてゆくんだ
もう迷わない…
ありふれた言葉じゃ伝えきれないから
抱きしめる強さよりキミを想った…
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