キミがいたYesterday

オレンジに染まる渡り廊下と
ボクにはもう聞こえないあの日のメロディー
微睡みの中でキミを探せば
誰かの声 この胸の扉をノックした。

足らないココロ 不安な未来
それでも日々は輝いていたよ
めぐる季節のなかで…

ココロのままに生きてゆけばいいと
手を振るキミが笑っていた
あの日 見上げた空に 舞い上がる花片
書き留めた まだ真白いダイアリー
ありがとう キミがいた Yesterday

思い出はいつか日常に染まって
記憶のなかゆっくりとカタチをかえるの

古い校舎と教室の風
忘れてきたのが何だったのかも
人は忘れてゆくの?

ココロのままに生きてゆくことなど
容易く思えた放課後
あの日見上げた空は永遠より遠く
手を伸ばす程に問いかける
ボクはドコ? 教えてよ Yesterday

目覚めれば 夜の闇
引き出しの奥のほう
書きかけのダイアリー
いまも…

ココロのままに生きてゆけばいいと
笑ったキミを想いだす
ボクが見上げた空はボクだけの宇宙へ
届くだろ? 輝いた Yesterday
ありがとう キミがいた Yesterday
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