ゴスロリちゃん綱渡りから落下す

(台詞)
ゴスロリの服を着た娘が
フラフラと綱渡りを始める
落ちなければよいが...

パパ共産党 ママサーカス団
狭間に生まれし 私はゴスロリ
洗礼夢見て 家出てラナウェイ
うさぎ狩り 深い森
スキを見て 逃げ出したの
慌てパパ 銃でママ
撃ち落とし 計画通り

夜を照らし出せ 眼帯
恋する人も 照らせ
縛りつけている コルセット
解き放て 夢へ

あー揺れる ローリングボール
落ちぬように
あーたわむ タイトロープ
落ちていく

でも彼一般ピー 私ゴスロリ
狭間に生まれし 愛の名ミステイク
夢見ていたのと ちょこっと違った
休日の お昼過ぎ
スキを見て また逃げ出す
慌て彼 銃で彼
スーサイド 意気地なしね
ゴスロリ ゴー
ゴスロリ ダッシュ
メイド服 アンティーク
ゴスロリ ゴー

光さえ切れよ 眼帯
白く埋めつくすように
転がり続けろ 包帯
連れて行け 夢へ

あー揺れる ローリングボール
落ちぬように
あーたわむ タイトロープ
落ちていく
あー独り ローリングボール
落ちぬように
あー独り タイトロープ
落ちていく

(台詞)
どこまでも綱渡りをしながら 彼女は思う
「振り返りみて私の命の 一体どこが美しかったのか
私が堕ちて 死んだ後
殺人者と被害者が 世界中で生き返り
再戦を開始するでしょう
殺人者側は数で大いに有利
だって一人で何人も殺している奴がいるんだからさ
そんなことよか
私の変わりに生まれてくる人間が
安い服なんて着ていたら 絶対私は許さない
私の変わりに生まれてくる人間は
とびっきり美しい少女で
とびっきり奇麗な服を着て
私と違って
足なんか折れるほどに細いんだ...」
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