旅人

激しさをましてく 不安の渦が
僕ら覆い包み 眠れない夜
星のいない空を 見上げてみても
押し寄せる 孤独は 消えてくれない

涙をいくら 流してみても
答えはどこにもなくて
飛び出した道 かすかに見える
新しい朝の光

始まりはいつも この場所からだったね
唇で感じる風きって
見知らぬ世界を 歩みだした僕らは
汚れを知らぬ旅人 見果てぬ夢追いかけて

降り続ける雨に 打たれて走る
止まる事はないと 信じていた
あの頃の僕らの 足跡を今
彷徨う人々が 辿りはじめる

強さを求め もがいてみても
何も分からないままで
進みだす道 気付けば移る
淡い七色の虹

巡りゆく日々に 忘れゆく現実を
思い出すことができたなら
また走り出そう どんな時も僕らは
未来へ向かう旅人 地平線を飛び越えて

始まりはいつも この場所からだったね
唇で感じる風きって
見知らぬ世界を 歩みだした僕らは
汚れを知らぬ旅人 見果てぬ夢追いかけて
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