憤(いきどお)り

この現実世界の 権力握る者の 嘘と
頼り無さと だらしなさと 反吐(へど)が出る厭らしさ
それに気が付きながら 許してしまっている 咎(とが)を
気にもとめず 日々を過ごす 巷(ちまた)のいい加減さ
尽きない 苛立ち 抱(かか)え込む一方 お前は誰だと

自分自身に 問いかけて 責め立てる 声が止まらない
不甲斐なさに 呆(あき)れ果て 憤り
向けるべきは 他でもない僕だ

あるべき姿描き 目標設定をし あとは
努力次第 それがいつも 計画通り行かず
自分を責めて時を 潰してしまうことは 脳の
無いことだと 思うけれど これは僕の性分(しょうぶん)
挫折の 連続 性懲りの無い奴 駄目な男だと

消化不良の 愚痴嘆き 恋人に 投げるのは止(よ)そう
憤り 抱くのは 諦めて いない証拠だ

自分自身を 押し上げる 憤りを 大切にしよう
挑む心を 道連れの 憤り
愛すべきは 他でもない僕だ
僕の損な性分(しょうぶん)さ
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