星空ハヤトチリ

部屋の窓を開けて 少しだけ 涼しい空気をすいこんだ
ふと見上げてみたら 星空が 今にもこぼれて落ちそうだった

なぜか急に 思い出した キミのことを どうして

まさかね

恋をするには はやすぎるよ こんな
キミのこと なんにも わかってない
ハヤトチルのは 昔から得意 だったの
そう きれいな 星空のせいね

あたたかなベッドに もぐったら 知らない間に 眠ってる
だけど今夜だけは どうしても ばっちりまぶたが ひらいたまま

なぜかずっと 浮かんでいる キミの顔が きえない

ふしぎね

好きになるのは 少し先でいいよ
まだまだふつうで いたいから
そろそろ 今日は もうおやすみしなくっちゃ
でも 眠れない ひつじを数えても

ママもむかしパパを こんな風に 想ったりしていたのかな

恋をするには はやすぎるよ こんな
キミのこと なんにも わかってない
カンチガウのは オトメにはよくあることよ
そう きれいな 星空のせいね

だから
あしたになれば きっといつもどおり
ドキドキも 止まっているでしょう
ハヤトチリだよ キミをスキだなんて
今夜の とても素敵な 星空の せいね
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