i・n・g

春に芽生えた恋は 夏に育ちながら
秋には実るはず 信じて 気がつけばもう冬で

あの頃私きっと 「夢を見つけること」
それがね夢だった 輝けるものを探してた

「今がずっと続けばいいのに」
いつでもそう思えるように

水しぶきあげながら駈ける 裸足の季節
昨日泣いた分 澄んだ笑顔で
10年後の私も 裏切りたくないから
遠回りしたって自分の足で行くよ

君が好きだと言ってた 歌が流れてきて
会えなくなってもう半年経つんだって気づいた

どんな感情(キモチ)も無駄じゃないと分かってから
思い切り泣けるように 笑えるようになった気がする

流れ続ける水はさびない
動き続ける胸は枯れない

追い風にふわりのる 羽と切りたての髪
見えない強い根は ちゃんと根付いて
そっと誰かの笑顔 ひとつでも増やせるように
私は歩いてく
響く応援(コエ)と いつも一緒に歩く
変わり続けてく 景色の中で
10年後の私も 裏切りたくないから
遠回りしたって自分の歩幅で 信じた道を行こう
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