君のいない夏休み

久しぶりのキミも 今上がってきた階段も
懐かしさの中の 真新しさが少し寂しいな

いつもと変わらないキミ 自然すぎて
笑顔作りきれずに 夕陽で誤魔化した

会いたくてたまらなかったのに そんな事言葉にできないよ
時間だけがただ過ぎてたこと 今気付いた
キミのいない 夏休み あんなに長く感じたのに

意味の無い意地で 素っ気無い態度取るけど
気付きもせず楽しげに 仲間達と また変わらない笑顔

「一緒に帰ろう」とキミ 沈む太陽で
素直になれない僕の 影が君に伸びてく

嬉しくて仕方なかったのに そんな事気付かれたくないよ
この気持ち太陽と共に そのまま沈め
キミのいない帰り道 なんて遠く感じるんだろう

会いたくてたまらなかったのに でも今は何故か切ないよ
好きだから沈まない まだ長い夏の陽
キミのいない 夏休み 大きくなったキミへの好き
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