月の視線

まるで星を見下ろすような 街灯り 君と見た
散りばめられた星集めれば 朝は来ると 信じてた

悴んだ指じゃ握れない あの星も君の小さな手も
時間だけが過ぎてゆく 次はいつ会えるだろう

幸せそうな二人程 寂しさが繋いでて
また会える日を願うから 明日を見れる

時計の針が上を向いたら もう一度抱き寄せて
最終に遅れないくらい 短めのくちづけを

追いかけても手は届かない あの街灯りの中紛れた
時間だけが過ぎてゆく 次はいつ会えるだろう

うまく笑えずに手を振って 望まない別れには
また会える日を待ちきれず 涙流す

近い程不安で 遠い程願うから

数え切れない光の粒 一つだけ輝いてた
見失うこと無いように 指を指した
幸せそうな二人程 寂しさが繋いでて
また会える日を願うから 涙流す
明日を見れる
そう信じてた
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