冒涜

死にたい死にたい唱えていたら
本当に死にたくなるだろう
悔しい悔しい引きずり歩く
憎しみだけが育っていた

汚い汚い汚れが取れない
自分を嫌いになるだろう
わかりますわかります口先だけで
からっぽの頭に花咲かせ

そういっそのこときっぱり
それらを断って 見開いて目を

そういっそのこときっぱり
それらを断って 見開いて目を

高い空を見てた
高い空は見ていた

うるさいうるさい 口出しするな
世界がヒビ割れだしてきた
忘れよう忘れよう土に埋めよう
二度と日の目を見ないように

聞きたい聞きたい耳をそばだて
悪口たたいて胸をはる
かわいいかわいい 自分が一番
かえり血浴びても守り抜く

そういっそのこときっぱり
それらを断って 見開いて目を

そういっそのこときっぱり
それらを断って 見開いて目を

高い空を見てた
高い空は見ていた

隣の部屋でたった1人であの人は
あけてもくれても言い合っている
いったいいつまで続くやら
おかしなこともるもんだ

くそばばあだまれ 母親らしき人に向かって彼は
何度も何度も怒鳴っていた
あとは時計の音しかきこえない
気がついたらベッドの中にいた

今すぐここを出て行け!
今すぐここを出て行け!

高い空を見てた
高い空は見ていた
高い空を見てた
高い空は見ていた

ほしいほしい求めてばかり
生きたい生きたい身体は唸る
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