彼方

小さな祈りはおぼろげで かすかでも燃えている
昼下がりの街並に 今もなお燃えてる
ちぎれそうな雲ひとつ 自分重ね合わせて
目をつぶったあなたは 眩し過ぎるとこぼしたのさ

ぼんやりと置き去りにされたような
午後のいたずらに 傷ついた

仕草や目つきは悲しげで 助けを求めている
ひとり暮れゆく道端に そんな気がしたのさ
秘密にしてきたことに 迷いあるのならば
あなたのことを伝えて欲しい もつれた糸ほどいてゆくから

とりとめのないような はるか彼方
けれどひたすらに 耳澄ました

ぼんやりと置き去りにされたような
午後のいたずらに 傷ついた

とりとめのないような はるか彼方
けれどひたすらに 耳澄ました
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