1秒前の君にはもう2度と会えない

本当はね さっきまで
あの信号の陰から
交差点をわたる君を見てたんだ
喧嘩した君のこと
流れる人混みが
あっという間に隠してしまったんだよ

見えなくなっただけ 探せば見つかるよ
そんなことを思いかけたとき
こんなあてのない事を平気で思う
自分勝手な僕に気付いたから

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ

長い間 一緒に
過ごしているだけで
分かり合えたような気にもなるけれど
家族でも 友達でも
恋人同士でも
もともと人はそれぞれ違うのに

形のない想い振りかざしながら
正しいとか間違ってるとか
そんなあてのない事で言い争う内に
大事なことを無くすのはいやだから

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ

1秒前の君にさえ
もう2度と会えない

息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ
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