Early Autumn

君がくれた夏 空に花火と子供達は
夕涼み ただ風薫る山の畔で
二人だけの夏祭り あどけない浴衣姿
心締め付けられる めくるめく夏の夜に
キミのすべてがほしい

十六夜の月あなたを想い
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
眠れぬ夜を脱ぎ捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

君といれた夏海は広がり
カモメ達は戯れて ただ風光る精彩な僕
君がくれた夏の恋 あどけない濡れた素肌
胸が高鳴ってゆけば めくるめく夏の夜に
キミのすべてがほしい

秋桜の雨降りしきる中
恋煩いの僕だけ 悲しく濡らして
眠れぬ夜を脱き捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

早過ぎたあの夏が 今も蘇るから ah

十六夜の月あなたを想い
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
眠れぬ夜を脱ぎ捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

村雨の露霧立ちのぼり
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
目覚める朝に眩い光
恋さすらいの旅にも 幕が下ろされた
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