BORDER

陽が沈んだら錆びた自転車で 海まで行こうよ 誰もいないから
汚れた川に見とれてないで 海まで行こうよ かなしみをつれて

街を背中に 潮風を胸に 遠くにゆれるコンビナートの大群

空がよんでいる 風がないている
広い海原にすべての苛立ちを 流しに行こう
汗ばむTシャツで ベダル回している
夢で見た海猫達のBluesを 確かめたいな

きっと僕ら笑顔をとりもどすさ

錆びた自転車は壊れはじめた 自転車を捨てて 歩きつづけた

月がさしこむ 森を抜けたら 息をのむほど波音サラウンド

空がよんでいる 風がないている
広い海原に張りつめた心を ブチまけたら
さまよう者のために 航路を示している
岬の灯台に僕たちの未来を 見いだしたのさ

きっと僕ら笑顔をとりもどすさ
きっと僕ら笑顔をとりもどすさ
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