メロス

渇いてる景色に頬をたたく風
僕は天(そら)を仰ぎ 静かに目を閉じた

思い出の写真にそっと火をつけて
ふんわり消えそうな 茜さす夕日

汗にまみれても 涙こぼれても 雨が降り出しても
何よりもきっと大事なことは いま僕の背中押すこのキモチ

だから君に向かって走るよ いつかたどり着くはずさ
湧き上がるキモチ抱いて ただひたすら前を見て

幸せでいること感じてる僕が
今ここを飛び出して もう一度進むこと

離せないものと 掴みたいものと 両方あるけれど
何よりもきっと大事なことは いま僕の背中押すこのキモチ

だから君に向かって走るよ いつかたどり着くはずさ
見上げるはるか高き空には ただ一つの雲も無く

知らずにいること 知ってゆくこと たくさんあるけれど
これからもずっと信じることは
いま僕の中にあるこのキモチだけ

だから君に向かって走るよ いつかたどり着く日まで
果てしなく遠いかもしれないけど ただ一つ言える事

僕が走ってきた道は 虹がいつも照らしてた
こみ上げる想い強く抱いて ただひたすら進むだけ

七色のアーチ目指して
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