北の夕焼け

俄か雨がふる 屋台のすみで
酔ったお客と語れば ふるさと話し
おふくろ達者で暮らしてか
今ごろ 夕餉の飯支度
炉端を囲んでいる頃か
北の夕焼けがしみじみ映る
瞼の淵に…

広いこの世間 挫けちゃ負けと
俺を追いかけ励まし 送ってくれた
枯れ葉が舞い散る 風の駅
あの娘の涙を手で拭いて
別れて三年が もう過ぎた
北の夕焼けを偲べば恋し
面影ゆれる…

祭りの頃には この夢を
必ず叶えて帰るから
おやじと飲もうか差し向かい
北の夕焼けに思い出 浮かべ
親子の酒を…
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