ひとり泣く夜のワルツ

花が咲いても 淋しくて
花が散ったら なお悲し
誰が私を こうさせた
夜が 夜が泣かせるの
好きと何度も 書いた文字
いつか涙で 溶けてゆく
どうせ貴方にゃ とどかない
夜が 夜が泣かせるの

酔って忘れる お酒さえ
思い出させる 苦い味
胸にせつなく なぜ沁みる
夜が 夜が泣かせるの
とぎれとぎれの 夢にまで
追えば遠のく じれったさ
醒めりゃやつれた 影ばかり
夜が 夜がなかせるの
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