東京で一緒に暮そうよ

潮の匂いの はまなす便り
おふくろ想うと 涙が熱い
ビルの谷間で 見上げる夜空に
揺れているんだ 優しい笑顔…
俺も人並み なんとかやれる
おふくろヨ… 東京で一緒に暮そうよ

海を遥かに 見渡す丘に
おやじが永眠って 七年だろか
ひとりぼっちは 父ちゃんだって
辛いだろうと 言葉を濁す…
苦労かけたと 詫びてるはずさ
おふくろヨ… きっとおやじも喜ぶよ

北の故郷 忘れるものか
この俺信じて まかせてほしい
浜の仕事で 痛めた身体
俺と二人で 直せばいいさ…
親子なんだぜ 迎えに行くよ
おふくろヨ… 東京で一緒に暮そうよ
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