津和野ひとり

恋した娘は なぜだか知らず
ひとりで旅に 出かけます
私も同じ 雑誌に出てた
津和野の街へ 来たところ
あああ――
城下町を 歩いていても
小さな宿屋に 泊っていても
想うはあなたの ことばかり
今度帰るまで 心に決めます
あの胸にとびこめる 私になってます

好きならどうして 逃げたりすると
あなたに言われ 泣きました
意気地がないの ゆれてる想い
今度の旅で 直します
あああ――
古い街の このたたずまい
白壁うつした せせらぎさえも
あなたと二人で みたかった
今度帰るまで 心に決めます
あの胸にとびこめる 私になってます

今度帰るまで 心に決めます
あの胸にとびこめる 私になってます
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