斜陽

落ちる陽射しを 浴びて
稲は黄金に 燃えている
曲がりくねった 山道を
君の手を 引いて

草刈りの 甘い匂い
いつしか 君を抱いてた
長い道だよ この先は
二人だけの 旅さ

老けた 君の顔に
つやを無くした その顔に
いつまでも 微笑の
薄紅を 差して

長い旅も 終わり
さて、その時が来たら
霜降る朝に 二つ並んだ
骸になれたらね
×