さんま焼けたか

憧れか懐かしさか自転車走らせ君の町へ
ラッシュアワーは日暮れ時 路面電車を追い越して
忙しそうな路地を抜ければ 君が住んでるここが下町 君の町
さんま焼けたか粋な親父の声がする
勝ちどき橋渡れば 浪花節でも聞こえそうな
三味線の音風に柳ゆれ 姐さんこれからどちらまで
向こう三軒両隣りは 人なつっこそうな笑い声がこぼれてくるよ
さんま焼けたか 粋な親父の声がする

あい変わらずの人達が今も昔も泣き笑いのここが下町
さんま焼けたか 粋な親父の声がする
隅田川べりあたりどこかの誰かと誰かさんが
何かいい事ありそうな肩を並べてヒソヒソ話
裏通りは話好きな 人のよさそうなおかみさん大忙し
さんま焼けたか 粋な親父の声がする
さんま焼けたか 粋な親父の声がする
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