ノスタルジア

ひとりで 泣かせて
はかなく消えた 私とあの人の恋
泣きぬれた私に 残されたのは
返らぬ 思いでばかり
あの人は 心の戸口で
淋しそうに たたづんでいる

泣かせてよ すべてが運命なのよ
私を残して 死ぬのも
昼でも夜でも 私だけを
みつめて ほほえみながら
あの人は 心の戸口で
淋しそうに たたづんでいる

泣かせてよ静かに 誰も来ないで
私は 夢をみるの
夢ではあの人が 歩いてくるの
話を したいのかしら
あの人は 心の戸口で
淋しそうに たたづんでいる

ムムムムム ムムムム ムムムム…
淋しそうに たたづんでいる
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