星から来たあの娘

夜の港にくるたびに
俺はあの娘を思うんだ
きらめく星でネックレス
作ってほしいと甘えた娘
肩を抱いてやったなら
折れてしまいそな
そんなあの娘さ

きっと星から来たんだろ
ひとりぽっちで来たんだろ
ひとみの中にいつの日も
うつっていたっけ三つ星
星にかえるあてもなく
星をみつめてた
そんなあの娘さ

レインコートのえり立てて
いつも星空みていた娘
名前をおれがきいたとき
いいのと笑ってこたえた娘
黒い髪が腰にまで
長くたれていた
そんなあの娘さ
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