エッセイ

弱さの見せ方を
忘れてしまった夜の
1人で帰る道
僕が僕でいる意味

子供の頃のこと
父さんと母さんの言葉
優しい人であれ
それだけで十分

コンビニで久しぶりに買った
お酒を飲みながら
不安でも 辛くても
明日の準備をする

変わらない日常でも
面白くなること
この街で生きてみるよ
この風に吹かれながら

弱さに寄り添える
強さがあるのだと知る
よく似た人がいる
みんな同じなのかな

途切れ途切れだけど
幸せの匂いをまだ
ちゃんと覚えている
覚えていたいと思う

散々傷ついた心で
星を見上げている
負けんなよ 負けんなよ
道は続いている

終わらない悲しみにも
終わりはくるはずさ
今はまだ 灯さなくていい
暗い部屋で泣けばいい

変わらない日常でも
面白くなること
この街で生きてみるよ
この風に吹かれながら

変わらない日常でも
面白くなること
この街で生きてみるよ
この風に吹かれながら
また歌を歌いながら
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