YOUR SENTIMENTAL BUS STOP

悲しいラブソングも掻き消すほどの猛毒
虚しい夢から覚めてもまだ
ココロは濁っていて

後部座席で靴下まで脱いで
窓の外を眺めていること
土の匂いに触れていたこと
どうしようもうなく涙が落ちてきたこと

濡れた落ち葉に僕はぞっとして
ヘッドホンを付けては叫んだ
夏の終わりが声を殺すのさ
忘れられんような妙な思い出に
目を光らせて

君はチュッチュチュッチュ歌ってた
狂ったような目つきで見ていた
ガラスの欠片で肌を裂くような
俺は夜も朝も知らない!

君はずっと歌ってた
狂ったような目つきで吠えながら
ガラスの欠片が肌を掠めるような
何も知らない……

君はチュッチュチュッチュ歌ってた
狂ったような笑顔で生きてた
ガラスの欠片で肌を抉り取るような
知らない!
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