ある日とつぜん手の中に
かわいい星がおちてきた
ほんのちいさなひとつぶの
真珠のように光る星

ぼくがひろったその星は
まるでふしぎな夢みたい
さんぽするときついてきて
頭の上で光るんだ

ひとりぼっちのぼくだけど
いまではやさしい星がいる
夜ふけのへやの灯をけして
ちいさな星とうたおうよ

真珠のようなその星が
ある晩ふいにきえたんだ
さがしつかれて夜があけた
どこへいったかぼくの星
かえっておいでぼくの星
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