Vintage Car

食べ残したケーキ
付けっ放しの電球の匂い
少し寂しいなんて久しぶり
夜の街はとうに
僕なんて無関心で
瞳照らす
賑やかな冬の愛

空に浮かぶ星たちが
今夜だけは澄んでよく見えて
当たり前に手を振って
駆け寄るその顔が痛いほど
記憶なんて捨て去って
足りない感情は継ぎ接ぎで
強がって吐いてみた言葉
僕には
似合わない

思い出すのは君だけ
美しいこの雪のせい
あと少しって彷徨って
今隣に居ないって気づいて
思い出した僕の負け
美しいほど君のせい
遠く光って消えていく
もうどこか違う
部屋で眠ってるの?

君が乗りこなしたヴィンテージカー
赤いランプは光ったまま
過去に縋る僕が嫌いって
尖らせた横顔も綺麗で

手を伸ばした運命が
ふたり同じように感じて
走ってきた荒野すら
僕には色づいて見えて
世界中のどっかには
朝が来ない街があるらしい
強がって描いてみた明日
僕には
似合わない

思い出しては痛くて
冬の夜に溶けた夢
あと少しはもう言えなくて
今隣に居ないって忘れて
思い出した僕の負け
美しいほど君のせい
遠く光って消えていく
もうどこか違う
部屋で眠ってるの?

It's been a long time
since you were the one for me
You got out of this town
for everything you wanna be
It's only me again
walking around the circle
And now, it's time to find the way
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