ふたりの夢の交差点

「またね」って別れた
どっちが先に泣いたかなんて
忘れてしまったけれど
確かに残ってるのは
シャツの袖引っ張った
弱さと
困ったような笑い顔

あれからちょっとずつだけど
友達もできたんだ、って
くじけそうな時でさえ強がって
ただ笑って
寂しさも 喜びも
わかりあえるから

「いつかまた会えるから」、ってさ
約束したあの交差点で
ふたりの夢が交わった時
新しい笑顔で待ってるよ
きみと選んだ道は違うけど
泣きたい時は手を伸ばしあって
嬉しかった時はわたしに
まっさきに教えて
ずっと待ってるから

「たまには会おうね」
どちらからもこの頃 寂しくて
言わないようにしてるよね

好きな人もできたけど
友達のままでいいや、って
諦めそうになってたら「大丈夫」って
また笑って
臆病な わたしを
叱ってくれるよね

今はまだちっぽけだけど
大事に温めてきたんだ
ひとりじゃくじけそうな時でも
いつも見守ってくれるきみに

伝えたいこと溢れるほど
ポケットに詰め込んで会いにゆくよ

「いつかまた会えるから」、ってさ
約束したあの交差点で
ふたりの夢が交わった時
新しい笑顔に会えますように
きみと選んだ道は違うけど
泣きたい時は手を伸ばしあって
ふたりの夢が叶ったなら
まっさきにゆくから
ずっと待っていてね

待っててね
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