明日への讃歌

今日もどこかで 花が散り
どこかでまたひとつ 花が咲く

曲りくねった 迷路のように
つまずくたびにひとつ 何かがみえる

生きてることを 愛せるなら
他には何もいらないだろう

めぐる季節の 変りめのように
愛するものはいつか 去ってゆく

別れはいつも 明日のために
初めてのとびらを あけてゆく

見知らぬ明日に 出会えるなら
他には何も いらないだろう
他には何も いらないだろう
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