足跡

照らし続けた街灯は
感情ないまま照らしてる
残された灯りを ただ辿るだけ

君が残した足跡を辿って歩いてゆく
君が残したあの跡は涙の証でしょう
辿る僕らの軌跡に残った足跡を 探して

僕は言う 君が眠ったとしても
僕は探す 君の叫ばれた感情を

残した足跡は消えないから
満月の夜に 出掛けた君を
開け放された街が 僕の目を齧る

もう遅い、遅い
わかってるんだ、もう 気付いてる
けれど、まだ、まだ まだ諦めきれない

もう遅い、遅い
わかってるんだ、もう気付いてる
けれど、まだ、まだ
まだ君の跡が残ってる

君が残した足跡を辿って歩いてゆく
君の残したあの跡が涙の証だろう
辿る僕が照らされた街灯は
君がひとりで歩いた道
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