お返事ちょうだい

僕ら何にも知らないまんまじゃ
右も左も一緒になってしまうよ
それが快だって誰かが言うから
「居場所は無いな」って
独りを愛した

ああ悲しいことばっか
「まともなら」なんて思いたくなくて
でも僕らも待つばっか
もうこれしかないと優しくなって
夢も見れねぇ世の中で
本当の愛を知りたい

ねぇ、ねぇ、誰か
お返事ちょうだいと
あなたを名指す
あなただけ
この日々に欲しいのは
きっと君の声

正しいからだとか
誰かの為だとか
そういうのは一つもない
ただ孤独で寂しく死に近づいていく
あなたとそれを、傷を舐め合っていたいだけ

ああ悲しいことばっか
いつも通り世はバカバカしいぜ
そう、僕らもバカなんだ
まだ分かり合えると信じてるんだ
夢も見れねぇこの世でも
“本当”を確かめてみたい

ねぇ、ねぇ、あなた
お返事ちょうだいと
どこかへ飛ばす
あなたまで届いてくれと
願うならきっと

だんだん積もる
お返事ちょうだいが
僕らを溶かす
彼方から届けるよ
僕はここにいると

悲しんでいる
あの時の僕が見てる
あなたは優しく僕らを包んだ
誰にも分かられたくないけど
“本当”がここにあった

僕ら何も知らないからさ
君と二人で一緒にさ
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