アドレセンス

世界は輪郭のない明るさを求めてざわめいた
僕らは偽物らしく瞬きを繰り返したけれど

永遠だなんて 今更つくりものの
この熱にいま浮かされてるんだよ

泣いて 泣き腫らすほど
光はすぐぼやけて
またここで立ち尽くしてるだけ
それでも届くと思うなら 歌って?
かなしみを振りほどくように

揺らめいて、照らして
差し込んで、ありふれていて
この手に留まらない煌めき

泣いて 泣き腫らしても
ほら降り注ぐ光で
繰り返すまま朝が来るだけ

それでも届くと思うから 歌った
かなしみを振りほどくように
輝きに騙されるみたいに
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