狂って候

猫町に狂い屋が潜入 オレはそれを知っていたが 誰にも言わなかった
只、酒場にたたずみ 記憶の海におぼれていた
風景(1) 公園にたわむるガキ共 緑に差し込む赤色
その下にのびる影は誰だった?
ロックトランスフォームド状態における
フラッシュバック現象を通過してそこにギターは鳴っていた
飼い猫の鳴き声を思い出せば
そこに夕暮れの赫(あか)をぬられた団地が建つ
記憶 記憶 妄想 妄想
記憶 記憶 妄想 妄想
記憶 記憶 残像 残像
記憶 記憶 妄想 妄想
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