Cattleya

触れる君の指先は
綺麗で少し冷えてて
知らない君を知る度
抜け出せなくなるんだね

君の深い所まで
僕だけに教えて欲しい
心の奥に隠した
裏側まで感じたい

誰も傷付かないように
そんな当たり前じゃない
お世辞でもないよ欲しいのは
君の本音と香り全部

カトレア君が何を隠してても
醜い心も全部受け止めて
それを栄養に明日も生きるから
見せない本音に嘘の優しさは
剥がしてよね

綺麗な言葉に縋り
君に惹かれていたけど
それだけじゃ物足りない
君の心も下さい

この先はきっと美しい
危険な香りだとしても
理解できる気持ちだけが
全てじゃないと
君に教えられてしまったから

その眼差しは何番目の人に
向けたもので僕は何番目かな

カトレア君が何を隠してても
醜い心も全部受け止めて
それを栄養に明日も生きるから
見せない本音が

掴めない いない くらいがいいと
見たくない 見ない くらいじゃないと
離れてしまうそんな君の
香りを今日も感じていたい
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